2年生理科サイエンス実践塾出前授業

2年生の理科の授業において、11月9日(木)に、サイエンス実践出前授業を実施しました。

サイエンス実践塾は、企業の協力のもと、電子顕微鏡・プローブ顕微鏡といった最先端の計測機器を中学校に持ち込み、ミクロの世界を観察することで、中学生のみんなが理科の楽しさをより一層実感してもらう出前授業です。

今回は、電子顕微鏡をもってきてもらい、最初に光学顕微鏡との違い(拡大倍率、観察する仕組み)を中心に、電子顕微鏡の構造や特徴を分かりやすく説明してもらいました。その後観察実演として、台所用のスポンジやメラミンスポンジ、人の髪の毛、葉の裏の気孔などを電子顕微鏡で拡大して観察しました。また、生活で役立っているものの構造(痛みを感じない針、鮫肌の水着、ヨーグルトの蓋など)についても、拡大したものを見ながら説明してもらいました。

最後に数ある試料のうち、生徒がセレクトし、いろいろな倍率で身近なものを肉眼ではみることができない大きさで見ることができました。

どの生徒も、とても熱心に話を聞き、画面に食い入るように見ていました。一生に一度の経験だったのではないかと感じました。