「次の列の人―!給食を取りに来てください!」
「まだ給食が残ってます!おかずが食べられる人は、どんどんおかわりしてください!」
2年生の廊下では、今日も元気のいい声が聞こえます。毎日張り切ってクラスの仲間に声をかけるその姿からは、強い使命感のようなものを感じます。
ある日、その生徒が特に嬉しそうにしていたので、声をかけてみました。すると、
「今日は自分のクラスの給食が、何も残らなかったんです!僕の呼びかけに、みんなが協力してくれたお陰です!」
と話してくれました。小さなことでも目標ももって取り組むことで、充実感や達成感を感じることができるんだなと、改めて思いました。