暖かい好天の下、卒業式を挙行することができました。紆余曲折があり、式の内容も少し変わりましたが、ほぼ例年と同じように挙行することができたことに感謝しています。
少し長くなりますが校長式辞を掲載します。
新型コロナウィルスの関係で、例年と違った形の卒業式になってしまったことを深くお詫びします。さて、百六十七名の卒業生の皆さんご卒業おめでとうございます。先ほどは、みなさんに卒業証書をお渡ししました。この卒業証書は紙切れたった一枚の重さしかありませんが、皆さんのこれまでの頑張りの重みであるとともに、支えてくれた保護者のありがたさの重みでもあります。ぜひ、その重みを感じ、感謝の気持ちをもって保護者の方にも見ていただいてください。
私は、この藤浪中学校に来ることができとても幸せです。藤浪中の生徒たちを誇りに思っています。みなさんと修学旅行、部活動、藤浪祭、学校生活などで一緒の時間を共有できて楽しかったです。ありがとうございました。
そんな卒業生のみなさんに三つの言葉を送ります。
一つ目は「人生は挑戦と冒険だ」です。たった一度の人生はあなたのだけのステージです。ぜひ、様々なことに挑戦してください。常に攻める姿勢を持って、荒れた青春の海を乗り切ってください。
二つ目は、「答えはいつも自分の中にある、他人に求めるな」です。これからの人生、うまくいくことも行かないこともあります。うまくいかないときこそ、自分の声を信じて歩いていって下さい。
三つ目は、「つまずくのは恥ずかしいことじゃない。立ち上がらない事が恥ずかしいことだ」です。みなさんの将来は明るいと確信していますが、将来の日本は決して明るい話ばかりではありません。皆さんには、つらいことにもくじけず、笑顔を見せて今を生きて行ってほしいと願っています。
結びになりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業を心からお祝い申し上げます。義務教育修了という、保護者として社会に対する大きな役目を果たされました。本当にお疲れ様でした。
名残は尽きませんが、皆さんの輝ける未来に幸多かれと祈って、式辞といたします。