テスト勉強≒無水カレー

第3回定期テストを終えた生徒たち。

2年生の体育ではバドミントンを行っていました。目いっぱい体を動かしたり、お互いがより良いプレーができるようにアドバイスを送り合ったりする姿がありました。


下校時には「土曜日、久しぶりに部活しっかりできる!」「塾で勉強をするよ~」などという声が聞こえてきました。週末の予定が色々とあるのだろうと思います。
(筆者は今週末に無水カレーを作る予定です。)

無水カレーといえば、こんな話を思い出しました。

筆者が新任のころ、先輩の先生に「テスト勉強とは無水カレーのようなものだ」と教えてもらったことがあります。初めてこの言葉を聞いたときは「この人は何を言っているんだ?」と、頭の中が疑問符でいっぱいになりました。

詳しく聞いてみるとこのような意味でした。

 

「無水カレー」
無水カレーを美味しく作るには、こつこつじっくりと具材に火を入れる。
はじめのうちは変化が表れなくても、火を入れ続けることで、
あるタイミングを境に野菜から水分がたくさん出てきて、美味しいカレーが出来上がる。

「テスト勉強」
テスト勉強をしてよい成果を出すには、こつこつじっくりと学習に取り組み続ける。
はじめのうちは変化が表れなくても、勉強をし続けることで
あるタイミングを境に学力がたくさん伸びてきて、よい成果を出すことができる。

 

今回の定期テストで満足のいく結果ではなかった人もいるかもしれません。
しかしそれは、勉強の成果が表れる前段階であるとも言えます。ここで踏みとどまって勉強を続けることで、成果となって表れる時が必ず来ます。

などと、夕飯のハヤシライスを食べながら思い出した、秋の夜長でした。